『日本の起源を探る』
日本、日本人とは何者なのか。そんな疑問すら生じなかった僕が衝撃を受けた天皇の国史。世界史を俯瞰すればするほど、日本の歴史の奇跡性、特異性が際立ってくる。
日本人の精神性は決して途切れず、形を変えども連綿として現代まで引き継がれていると感じました。
同時に、日本とは何かという無形のバトンを未来に繋ぐ責務を与えられたように思います。
天皇の国史/竹田恒泰
縄文以降、何億人もの日本人がバトンリレーで継承してきたシラス国。
何度も消滅の危機を乗り越えてきた日本の凄み。
誰一人欠けても、今を生きる日本人は存在できなかった。
この意味、重み、喜びを。
ようやく日本人の一員になれたと思いました。
X/ショウタロ
アマテラスの暗号/伊勢谷武
皇室がなぜ世界で唯一エンペラーの称号を持つのか。
皇室に紐付く1万5千年以上前に起源を持つ神道。
日本人とは何者なのか?
日本は戦後GHQによって自国の神話が教科書から消えた。
神話を忘れた民族は100 年以内に滅びる。と云う。
日本神話を知らない僕は本当に日本人だったのだろうか?
X/ショウタロ
百姓の力/渡辺尚志
二百年前まで人々は文字通り「食べる」為生きていた。
人類史1万年として近代の飽食時代は僅か2%
今は同調圧力と揶揄される土地、人の結びつきが濃い村社会、実は飢餓や年貢に対抗する積極的に生まれたリスクマネジメントだった。
ならば土地や人が分断した近代社会の足元は意外と薄氷なのかも。
X/ショウタロ
葉隠/奈良本辰也
日本は西洋に染まり過ぎたのか?
今の日本は異文化間の軋轢から生まれた前10世紀頃、地中海で興った民族大移動に重なる。
精神性を重んじていた日本人が分断したのは「心」である。
この危機、日本人同士が一枚岩にならなければ乗り越えられない。
その為の処方箋が詰まっている本だと感じた。
X/ショウタロ
土 地球最後のナゾ/藤井一至
世界を救うための活動とは、愚直に世界中の土を掘り観察する地味な作業であった。
押し寄せる採算性、効率化、合理化…資本主義による土地の焦土化は待っちゃくれない。
肥沃な土壌があれど破壊は一瞬である。
生きた土を戻すには人々の生き方、価値観を変える事。
彼は現代のスサノオである。
X/ショウタロ
気になる本がありましたら是非手に取ってみて下さい。
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