第六章 美術館掃討戦

オルセー美術館攻略
パリ6日目。この日からはずっと天候に恵まれていたような・・・
本日は本気を出して、三大美術館を一気に攻略します。まずは印象派で有名な『オルセー美術館』です。近代美術と呼ばれる時代の作品が数多く所蔵されているのが特徴です。
ここはセーヌ川を挟んで左岸のエリアにあります。左岸地区ですが、右岸とは雰囲気がまた違うように思いました。こちらの方が時間がゆっくりと流れているような、落ち着いた雰囲気があります。
地下鉄12号線を降りてベルシャス通りを歩いた先にオルセー美術館が見えてきました。写真の緑の十字マークはパリ市内にたくさんある見かける小さなドラッグストアです。


オルセー美術館もそんな雰囲気のまま、ゆっくりと自分の好きなように見て回れる作りになっていて、自分はルーヴル美術館よりも気に入りました。教科書で見たことがある作品が一番多かったと思います。

パリ万国博覧会のために建設されたオルセー駅を改造して美術館に改修したそうですね。
正面の大きな時計が面影でしょうか。
ミュシャ・カフェで昼食
さて昼食です。オルセー美術館近くにある『ミュシャ・カフェ』に入りました。
その名の通り、ミュシャ好きのオーナーが経営しているお店で、店内にもミュシャの作品が展示されていると聞いて、是非行ってみたいと思っていました。

入り口のメユーを見ていると、中からおじさんが、「ソッチニニホンゴメニューアルヨ」と案内してくれたので、それを見て入店。
するとそのおじさんが席を案内するではありませんか!普通にセーターとジーンズという、スティーブ・ジョブズみたいないで立ちだったので、客かと思っていました(笑)


チュイルリー公園の風景
セーヌ川を渡って再びチュイルリー公園へ。


オランジュリー美術館攻略
次に訪れたのは『オランジュリー美術館』です。印象派とポスト印象派の作品が集められた、チュイルリー公園内にある小規模ながらも人気が高い美術館です。モネ、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、ゴーギャン、マティス、ユリトロ、ルソーなど、日本人でも聞いたことがある有名な画家達の作品が数多く展示されています。

ここの目玉はモネの睡蓮でしょうね!
でもパリ三大美術館の一角がこんな公園の一部にあっていいのかよ・・・(笑)
オランジュリーのジョン・トラボルタ
ここではセキュリティチェックのジョン・トラボルタ似のおじさんが良いキャラしてました。

オッ、キミニホンジン?

はい、そうです。

コンニチハー、アリガトウ!

メ、メルシー(笑)日本人好きなんか?次の人対応してあげて(笑)
ルーヴル美術館の最深部へ
そして再び戻ってきました。ラスダン、『ルーヴル美術館』!

前回疲れて行けなかった最深部へと侵入を試みます。そこにヴェルサイユ宮殿の章でも書いた、ポンパドゥール夫人の肖像画があります。今回は2回目だけあって、スムーズに移動が出来ました。多少はレベルアップしてるんですね・・・(笑)

前回疲れて行けなかった最深部へと侵入を試みます。そこにヴェルサイユ宮殿の章でも書いた、ポンパドゥール夫人の肖像画があります。今回は2回目だけあって、スムーズに移動が出来ました。多少はレベルアップしてるんですね・・・(笑)
ロココ様式の絵画たち
有名どころな作品にはない、華やかな印象が残るのがロココ様式の絵画の特徴でしょうか。今でいう「萌え」系の絵柄になるんでしょうかね。


可愛らしい、柔らかなタッチで描かれた絵柄が印象的でした。
ポンパドゥール夫人の肖像画
最深部ともなるとさすがに鑑賞している人の数も減っていき、作品もじっくりと見て回れるように。そんな中、ようやくポンパドゥール夫人の肖像画を見つける事ができました。
この絵だけ小さな子部屋に展示されていて、危うくスルーするところでした。それだけ貴重な絵画という事でしょうか。

ライトアップされたルーヴル美術館を撮影
この日の最後の目的は、ライトアップされたルーヴル美術館の撮影です。まだ日が落ちるまで少し時間があるので、お土産を物色。すると有名な香水店フラゴナールがあったので、そこで練り香水と石鹸を購入しました。


コラム⑤ルーヴル美術館攻略法
言うまでもなく最大のパリ観光名所の一つ。ルーヴル美術館です。
訪れるにあたって、ガイドブックやインターネットで見たい作品や大まかな場所を調べると思います。しかし事前にちょこっと予習した程度では、ただいたずらに時間と体力を消耗する事となります。
結局見たいものが見れずに帰るなんてことになり兼ねません。実際に体験した落とし穴と注意点を下記に記載しました。

落とし穴① 想像している10倍は広い。

同じような部屋が何部屋も連続する為、今自分がどの辺りにいるのかが分かりにくく、 気づいたら、別棟に居たなんて事もありました(笑)方向音痴ではないはずなんだけどな
落とし穴② 観光客が多すぎて移動に時間がかかる。
これに関しては行ってみないと分からない情報だと思います。旅行雑誌やネットで見る写真は人が少ないタイミングでの写真なので実際とはかなり乖離があります。
例えるとすると、美術館のフロアに品川駅ぐらいの人流が常にひっきりなしに往来しているような状態なので、自分の思ったルートで歩けなくなる場合がありました。ただ美術館の奥にいけばいくほど人は減ってきます。

落とし穴③ 今、何階に自分がいるのか分からなくなる。
同じフロア(階)でも微妙にアップダウンがある為、階段を上ったようなつもりでも同じ階だったり、フランスは、日本でいう1階が0階と表記されるのも相まって余計混乱してしまいます。
アドバイス① 総合受付にあるマップは必ず入手!
マップがあっても迷いますがないよりはマシです。かならず入手しましょう。
アドバイス② 余裕があれば何回かに分けて訪れる。
正直言って初見で見たい作品を全部見るのは至難の業ですので、日程に余裕があれば何回かに分けて訪れる事をおすすめします。僕は館内には2回入りましたが、2回目は比較的スムーズに移動が出来ました。
第七章 最大の危機
ロイヤルヴァンドームで夕食
第六章と同日の出来事ですが、この旅行最大の危機に直面しました。
ルーヴル美術館を後にして、前回添乗員さんに発行して貰ったミールクーポンを利用して夕食を取りにレストランへ行きました。場所はヴァンドーム付近にある『ロイヤルヴァンドーム』です。入店するとダンテ・カーヴァー似のウエイターが席に案内してくれました。
メニューは見ての通りステーキ、同行者はウサギだったかな?味はパリの今までの食事の中で一番美味しかったです!ダンテさんもテーブルのぐらつきを直してくれたり、分かりやすい英語に言い直してくれてたり好印象でした。

良い雰囲気で食事が出来て、ダンテさんにも4€チップとして渡してホテルに帰ってきたまでは良かったんですが・・・
パスポートが無い!
同行者が何やらベッドでがさごそ・・・

ん・・・?

パスポートが無い・・・どこかで落としたかも・・・

ファッ!?最悪だ・・・ま、ま、ま、まだ慌てるような時間じゃない(AA略
旅行中断の危機
まずは日本大使館に電話をして事情を説明、最悪はパスポートの再発行をするしかないとの事で、しかもそれには数日かかるとの事。
するとさっきのレストランに置いてきたかも・・・と同行者が言うので、だめもとでミールクーポンを発行して貰ったツアー会社へ連絡を入れて、ツアー会社からそのレストランへ聞いてみて貰う事にしました。
すると・・・

そのレストランでパスポートを預かっているみたいですので、今日中に取りに行ける感じ?

はいぃぃ!今すぐ取りに行きまぁぁす!ありがとうございましたぁ!奇跡だ・・・(涙)
良かったー!すぐにホテルを飛び出して地下鉄でレストランまで行くと・・・
お店のオーナー夫婦が待っててくれて、パスポートと財布、クレジットカードまでちゃんと預かっていてくれました(超感謝)

ジャジャーン!(パスポート一式)

ああああありがとうございますぅ~!!

ああああありがとうございますぅ~!!

パリを楽しんでね!
重ねてお礼とまた食事しに来ると伝えて帰宅しました。話だとウエイターのダンテさんが見つけて預けてくれたそうなので、ダンテさんにもお礼を伝えたかったです。
一つ間違えばここで旅行が終わっていたかもしれませんが、パリの人の温かさに触れられた貴重な体験ができた出来事でした。
今回のパリ旅行で忘れられない思い出になる事でしょう!

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