この宇宙はビッグバンという大爆発から始まったとされています。ではその前は何があったのか?現代の物理学では解明されていません。
定説ではビッグバンの前は何も無い「無」の状態だったとされています。
・・・果たして本当でしょうか?
本当に「無」であったならば何と何が干渉し合って爆発したのか?その後に宇宙を構成する素粒子たちは一体どこから発生したものなのでしょうか。


因果論的機械的世界観(ライプニッツ)は『神の一撃』(初期条件)で、すべての運動が決定されていた。
ビッグバンを引き起こした要因を未知の神の一撃であると表現しました。
この宇宙はもともと「情報」主義
この世は『情報』が3次元世界に投影されたものであり宇宙は幻想である。という仮説を最近よく耳にします。
これは量子力学から生まれたホログラフィック宇宙論が元になっています。この宇宙は全て光を伝播してくる情報をもとに認識されています。

ブラックホールに吸い込まれたはずの物体が、事象の地平面に貼り付いたままになる現象からも、 光が本質であり『情報』がこの宇宙の正体ではないかと考えられています。

2次元領域に3次元の物体を干渉させると、2次元世界の平面上には「影」として投影されます。
つまり3次元領域の物体は低次元では全く違うものとして認識されるという事です。
上位の次元の投影であるという考え方は、逆説的には上位の次元に本質があることを意味します。4次元領域は時間を含む全ての現象が同時に存在していると考えられています。
ならば物質として存在できる訳はなく情報が本質だという結論に至ります。3次元は4次元に無数にある情報の一部が物質世界に投影されたものだと考えられます。
電子は実体のない振動?
ニコラテスラは電子は存在しない、という言葉を残しました。
『電子は振動するエネルギーであり実体はない。』

現代物理学の超ひも理論ではこの世界を構成する最小単位は『振動するひも』と表現しました。 「ひも」はそれぞれ振動パターンによってその形を変えていきます。

物質を構成する最小単位の存在が振動であるならば、その振動パターンによって形成される電子、原子、元素も同じく振動であり、このマクロ世界にもそれが適用され得る事になります。
一言で表すなら、存在しているもの全てが実体のない振動というエネルギーである。この予測が正しければ、今までの物理学を完全にひっくり返すことになります。
人間も振動によって形作られている?
しかしながら事実上、僕たちは日常において無意識に音楽という音の振動に共鳴、共感します。
不協和音は感情や身体に悪影響を来たし、心地よいと感じる和音は感情や身体に良い影響を与えるという事が分かっています。

僕たちの感情の起伏は、まさに波同士の干渉と同じです。これが意味している事は、僕たちは振動する原子や素粒子で構成されており個々人の発する周波数と、受け取った音の周波数が影響し合っているという事です。
すなわち振動パターンによって形成される形の一つが人間である、という考え方もできます。 この振動は、最小単位の素粒子の種類を決めるだけでなく、無数の組み合わせの振動パターンがあり、その中の一つに『人間』を形作る振動パターンが存在しているのではないでしょうか。
情報を実体化できるのが人間の五感
この世は無数にある可能性のうち、人間の観測によって一つの確定した宇宙となり、今僕たちの目の前に物質(個体)として現れています。
今持っているスマホや缶コーヒーなどの物質感は、あなたの自我がそう認識しているだけであって、宇宙の本質では実体のないただの「情報」です。

そして「3次元世界で認識出来ないもの」=「情報を物質化出来ないもの」=「高次元にしか存在できないもの」という式が成り立ちます。例えば、意識がそれに該当します。
僕たちの自我と潜在意識
人間の意識のうち95%が潜在意識であり、顕在意識はわずか5%と言われています。日々の行動のほとんどが無意識的(潜在意識)な行動と言えます。僕たちは自らの思考、予測、判断、決断などの繰り返しで日々の生活が成り立っていますが、実はこれらの行動はほぼ無意識下で行われています。
これらの行動を顕在意識が「自分が決断した」と後付けすることで認識するものが「自我」。であり、人間に自由意志は無いという考えにも繋がってくる問題です。
人間の本質は潜在意識にあり、先に潜在意識が自らの思考、予測、判断、決断などの行動を想起させ、肉体の神経回路がそれに基づいた行動を起こす。
顕在意識がやる事は、その行動に対して「僕が」という主語をくっ付けるだけ。

主観的体験として感じるのは、3次元上で「僕が」という顕在意識を介したことによって発生しているものに過ぎない。人間がフィルターの役割を持っているのです。 つまり人間の肉体は顕在意識付きの乗り物であり、そこに高次元から降りてきた潜在意識が干渉することで主観的な体験(自我)を感じている事になります。
全ては潜在意識で繋がっている
心理学者のユングは集合的無意識を、意識を創造する母体であると説明しました。
これは僕たちの意識の最下層にある部分が繋がっていることを意味します。

引用元:note

各々の潜在意識は、人間の行動を操っている存在だけで無く、意識を持つ全ての生命を繋げている存在です。
潜在意識の爆発
ところで自我はココ3次元にあります。では潜在意識はどこからやってきたのか?
CP対称性の破れとは、素粒子の均一な状態の均衡が崩れることで物質が生まれるという現象のことを指します。
CP対称性の均衡が破れる前は、潜在意識は全てが一糸乱れずに静止しており、均一状態だった。
ビッグバンとは何か
ここでようやく冒頭の仮説に戻ります。
ビッグバンとは、潜在意識という量子的揺らぎの、均一性が破れた瞬間である。これこそが神の一撃。ビッグバンとはあなた自身の感情の爆発によって引き起こされたのです。
つまり神の一撃とはあなた自身だった。

感情とは、この物質世界では実体も質量もありませんが、僕たちの意識の中には感情というクオリアが確実にあります。
この宇宙は僕たち人類の脳が観測できる部分だけを認識しているに過ぎません。
例えば4次元や5次元といった高次元世界では、物理法則が全く通用しない量子力学が支配している次元と言われていますが、そんな世界をもし人間が観測できたとしたら発狂するか、脳が3次元的に処理してしまい全く理解できないかのどちらかになるでしょう。
宇宙=潜在意識=自我
高次元に存在する潜在意識はビッグバンによって一気に広がり、拡散した素粒子の一部が重力によって連鎖的に結合し始め、悠久の時を経て様々な形を形成していった。
その形を、地球上にいる僕たちは、銀河や惑星、動植物や海や大地として認識しているのです。

拡散した素粒子がこの宇宙を構成しているとしたら、宇宙を含めた地球や僕たち、今持っているスマホも全て同一体という事ですね!ちょっと信じられないけど・・・
僕たちは何者なのか?この世界はシミュレーション?
自我と潜在意識の関係はまるでゲームの主人公と、ゲームプレイヤーの関係にそっくりです。これらの主観的体験を生み出した行動は全て潜在意識に起因します。
仮にゲームの主人公に自我があったとしても、それを操作しているのはゲームプレイヤーであり、それが誰なのか主人公は知る術が無いのです。

僕たちの顕在意識と潜在意識は全くの別人格であると同時に、表裏一体であると言えます。自我と潜在意識はどちらかが欠けてもこの世界は機能しません。
「僕」のどう考えたか、どう感じたか、どう行動したかという主観的体験は全て肉体というフィルターを透過することで発生する現象だと述べました。
このフィルターの種類は無数にありそれが個性と呼ばれるものになります。一人ひとり見ている世界が違うのです。
「僕」とは潜在意識が3次元上に生み出した人格のうちの一つに過ぎません。周りの家族、職場の同僚、街を歩く知らない人、有名なスポーツ選手、嫌いな政治家、いつも見ているYouTuberのあの人も同じく潜在意識が形成した人格の一つです。

元を辿れば一つの集合体であった潜在意識、つまり、この世に存在している人々は(物も含めて)、すべて「僕」であるという衝撃の答えに辿り着きます。

ではなぜ潜在意識はこの宇宙を作ったのでしょうか?
孤独な潜在意識
潜在意識はこの宇宙が生まれる前、ずっと孤独だったのです。
均衡が保たれているうちは素粒子同士が干渉しないために何も生まれません。
無であり自分と他者との区別もない。すべてが重ね合わせの状態で存在しているにも関わらず。

だから潜在意識は個を獲得するためにこの均衡を崩したのです。
上記でも言及しましたが高次元では全てが同時に存在していて、全て或る。つまりどんな願いも叶う世界。まさに天国。でも考えてみてください。
全てが思い通りで完璧な世界・・・ 例えば、登山なら頂上まで歩く過程に面白みがある。ものづくりでも作る過程に醍醐味がある。世界は謎があるから面白い。どんなことでも結果を得るには過程が必ず必要です。瞬時にどの場面にも行ける。手に入る。達成できる。どんな不思議な謎も全て分かる。
潜在意識は気付きます。全てがあるということは、全てが無い、ことに。無限とも言える時間が経過する中で思考することすらやめるのかも知れません。
やがて虚しい・・・寂しい・・・と嘆いたその瞬間、閾値を超えた感情が均衡を崩し、大爆発が起こりました。
それがこの宇宙を作ったビッグバンです。
自我として分裂した潜在意識
ビッグバンによって潜在意識は、自我として無数に分裂した。人間を介して潜在意識は、お互いを別個体として認識し合える世界となりました。
仲間と協力して困難を乗り越えたり、意見をぶつけ合って分かち合ったり、認め合ったりできる世界、物理法則の不便さに縛られながらも夢を現実に変えていくチャレンジングなこの世界。
無我の境地と化した潜在意識から見ると、感情的でダイナミックな人生という体験はとても魅力的に見えるのでしょうか。

宇宙を作り出したのは自分自身
ビッグバンが起こる前の世界『無』とは、全てが在り、全てが無い世界が重ね合わせて存在している。
人間は、認識するために生まれた。故に一つに確定した世界のみが認識されるために、無を人間は観測できない。

でも無は在るのです。
潜在意識の投影であるこの世界、僕たちが今、存在していること。 それこそ無の世界が、現在も存在し続けていることを証明になっています。
何のために生きるのか
僕たちがこの3次元領域に存在している理由は、僕たちの鏡像である潜在意識が一つの人生を体験しに来ているのかもしれません。
仏教の輪廻転生ではこのようなお話があります。この世に何回も戻ってくるのは現世に学びに来ているから、と。もしかしたらこの人生は今回で何周、何百いや何億回目なのかも知れません。

人生を送っている中で必ず困難や苦労といった問題に直面するはずです。しかしそれは実は自分が望んだもの。物理法則という足枷を自らまとい、それをどう乗り越えようかチャレンジしたいと願った結果が今、皆さんが歩んでいる一度きりの人生です。

潜在意識には時間の概念が存在しない。すべてが同時に存在している。
故に宇宙の誕生は人間が認識した瞬間から存在しています。つまりこの宇宙が始まったのは僕たちがこの人生を体験したいと願ったからです。
だとしたら僕たちがやることは一つしかありません。この一度きりの人生を自分なりに謳歌して思い切り楽しみ尽くす事。自分の好きなもの、好きな事を肯定し自信を持つ事。自分が興味を持ったもの、気になったものは、やってみる。他人の目を気にして消極的な人生を歩まない事。あなたはそれをやるために、体験するためにこの3次元世界に生まれて来たのです。
この宇宙の主人公は文字通り他のだれでもない、あなたです。

この考え方はあくまでも一個人の空想哲学的な仮説ですので是非SFとして楽しんで貰えたら幸いです。現在の物理学では量子力学の発見以降、一見正反対として考えられていた哲学や仏教(スピリチュアル)といった思想と繋がってくる部分が多々あり、点と点が線で繋がる日がいつか来るかも知れません。
合わせて読みたい





























コメント