2032年衝突確率1.2%、この小惑星が2025年7月5日隕石説の正体か

世界の謎

2025年7月5日の予言に結びついた可能性

 欧州宇宙機関(ESA)は、最近発見された小惑星(2024YR4について、2032年12月22日に地球に衝突する確率が1.2%』であるとの推定を発表した。

 小惑星の衝突といえば、昨年、2025年7月5日の日本大災難の予言のうちの一つ、隕石衝突説の信ぴょう性』について考察しました。

 小惑星のかけらがフィリピン沖に落下する。木星を周回している衛星の一つが軌道を変えて地球に向かっている。といった隕石落下の噂が、大企業の社長や政府関係者の間で急速に広がっている。というもの。

 内容は下記の記事を読んで頂きたいのですが、当時、下記のように結論づけました。

 今回発表された小惑星は、直径40~90メートルと考えられており日本大災難で予言されている120m級の津波を引き起こすほどの威力はないと思われます。

“ただ「1%」という警告は、地球の横を安全に通り過ぎる確率が99%あることを意味し、まだ慌てなくても良いようだ。”

朝日新聞 新発見の小惑星、2032年に地球衝突「1.2%」欧州宇宙機関

 引用した記事では衝突率1.2%は低い確率であり楽観視して良いと言及していますが、隕石衝突確率においては決して低い確率ではありません

 逆に衝突確率としては異常な確率の高さを示しています。

 こちらはESAサイトに掲載されている小惑星の衝突潜在リスク一覧『リスク・リスト』。

 今回発表された2024YR4』の確率(MAX)は1/65となっています。

 監視リスト内でも群を抜いて高確率だと分かるかと思います。

意図的に伏せられていた可能性

 ESA発見時(非公式)、算出された衝突確率が現在よりも異常に高かったため、混乱が生じる恐れから公表することができず、しばらく伏せられていたと考えると、2022年に小惑星ディモルフォスに探査機を体当たりさせる回避実験(DARTプロジェクト)を行った、NASAの不自然な動きも納得がいきます。

 また当時、予言と隕石衝突の情報源は別ものだとも考察しました。

 恐らくESAが発見した直後、2024YR4は地球への衝突確率がほぼ確だったため、秘密裏に小惑星衝突回避の策に動き出した。と考えられます。

 やはり当時考察した通り、彼らの動揺が事前に外部に漏れたことで尾ひれがつき、日本の予言(2025年7月5日)と結びついた可能性はありそうです。

 いっぽうで今回の発表は、ある意味楽観視できることの裏返しでもあるかもしれません。

 ESAによれば、小惑星の衝突確率は最初に上昇し、その後ゼロに下がることが多いと云います。

 つまり、ESAは一定期間の監視、軌道計算を経て、存在を公表できるレベルまで、地球への衝突リスクが下がった。と読み取ることができるからです。

 となれば、依然として2025年7月5日隕石説は低い信ぴょう性を維持し続けており、今回発表された小惑星がその正体であるとするならば、むしろ日本大災難の予言からは排除しても良いかもしれません。

 しかしながら、人類にとって注視すべき案件であることは間違いありません。現状、衝突確率は他の監視候補と比較しても群を抜いています。

 また、その大きさは1908年にロシアツングースカ上空で大爆発した直径50m~60mと同等クラスか、それ以上であり広島原爆の100個分の威力に相当します。半径50km以内は焦土化、都市部に落下、爆発した場合、東京都と同じ程度の領域が爆風によって被災します。

衝撃による軌道変更は原始的手段

 DARTプロジェクトのような衝突による軌道変更のポイントは、小惑星自体を無くすわけではないということ。

 衝撃を与えるという事は、小惑星の破片が無数に散らばり、それら軌道が予期せぬ結果を生み出す可能性があることを忘れてはいけません。

 実際にDARTプロジェクト成功後、このような記事が出ています。
人類が探査機をぶつけた小惑星の破片、火星に衝突するかも

 この実験で飛び散った岩の行方を2万年後まで計算したところ、いずれ火星に非常に接近し、衝突する可能性があることがわかった。

 しかも火星に衝突した場合、直径300mのクレーターを形成するレベルの規模になるそうです。

 いずれにしても衝撃後の軌道計算まで考慮に入れない限り、人類が本当に小惑星衝突の脅威を除去できたとは言えないでしょう。

 逆に小惑星への人為的影響が、巡り巡って地球への災害となって帰ってくる。可能性もあります。

 バタフライエフェクトとは、地球のある場所で羽ばたいた蝶がおこした風がやがて巨大竜巻となって都市を破壊する。という小さなできごと大きな変化に影響を与えていることを伝えています。

 人類の小さい実験の積み重ねが、地球を破滅に導く死への階段を登っていた。なんてことにもなり兼ねないのです。

 人類のこれまでの失敗は、地球や宇宙規模からみれば可逆性のある失敗だった、と言えるでしょう。

 しかしながら、科学の発展に伴い、巨大な力を制御し自然をもコントロールしようとしてきた近代の技術(核やAI、宇宙開発)は、一度の失敗が人類、地球にとって不可逆な結果を招くことなり兼ねない。ということを常に頭の片隅に置いておくべきだと考えます。

ホピ族と木村秋則氏

  今回で2025年7月5日の隕石衝突説はほぼ可能性は無くなりました。そもそも、この日本大災難の予言は『津波』というワードしか出てこないため、津波発生の様々な災害要因が引き寄せられて乱立している状態でした。

 しかしながら、次の予言はまさに『隕石』を示唆しており、それが2032年である、とはっきり述べられているのです。

 ホピ族の伝承によると、いままで人類は3回滅びており、4回目の滅亡が間もなく訪れる。その兆候はまず空に青い星が現れる。と云います。

 さらに奇跡のリンゴで有名な木村秋則氏は、宇宙人のアブダクションに数回遭遇しており、その過程で宇宙人が地球の滅亡を知っていることに気づいたそうです。

 それは、UFO内にある地球カレンダーが2032年までしか無かったこと。さらに宇宙人を問い詰めると、このままいくと2032年は地球にとって取り返しがつかない年になる、そのサインとし緑の星が現れる、と言われます。

リサ
リサ

ホピ族は青い星、木村さんは緑の星・・・緑を青と表すこともあるから2つの予言は繋がりそうだね。 

 その緑の星は、木星の周回軌道にある小惑星で2025年に軌道が変わり地球の引力に引っ張られると。

 2024YR4は、この予言にドンピシャのかたちで世間に公表されました。

 2025年隕石衝突説は、様々な噂に尾ひれがついた信ぴょう性が低いもの、でしたが、2024YR4が登場したことで、2025年はあくまでも隕石衝突のシナリオへと向かうトリガーの年(軌道が変わる)であり、本当の大災難は2032年なのかもしれません。

 

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